屈折異常(近視、遠視、乱視)
近視・遠視・乱視を総じて屈折異常とまとめることができます。近視は近くにあるものはよく見えるのに、遠くはボンヤリとしか見えなくなります。これは眼の中に入ってきた光が網膜前方で焦点を結んでしまうのでピントがあわなくなってしまう状態です。遠視は遠いところも近いところもよく見えない症状です。しばしば遠視になると遠くがよく見えるようになると誤解される方も多いです。これは眼の中に入ってきた光が網膜後方で焦点を結んでしまうためにおきます。程度が軽い時、もしくは年齢が若いときは水晶体がまだまだ柔軟なので裸眼でも不便を感じないでしょう。ただしそれは眼の努力の結果なので通常より眼が疲れるし、補正に多くの労力を要するので通常よりも早く老眼になりやすくなります。乱視は光が一箇所に集まらないため、距離に関係なくものを見るのが辛い状態です。物体が二重に見えたり、点が線に見えるなどの報告が集められています。目の構造はカメラに似ていて角膜がレンズ、網膜はフィルム、水晶体はフォーカスと想像すればそれぞれの状態を理解しやすいかもしれません。眼球というカメラにトラブルが起きたから屈折異常が起きたとイメージしてください。ただし、いずれも症状が軽度の場合は矯正の必要はありません。
眼に疲労を感じたり、症状が悪化した場合の治療方法は眼鏡による視力矯正をします。眼鏡の使用が難しい場合は近視・遠視・乱視それぞれに対応したコンタクトレンズでの矯正も可能です。しっかりと度のあった補正具を作り、1時間モニターを見つめたら10分は目を休ませるなど目へのケアを心がければ現在の状態を維持することは可能です。屈折異常は目・心身に様々な不快感を与える眼精疲労の原因にもなりますので、いずれの方法を選択するにしてもまずは専門家の診断を受けましょう。
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